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10月31日、上海・深セン両証券取引所に上場する計1624社の08年第3四半期(7-9月)決算が
出揃った。金融市場の混乱に端を発した経済の減退による影響を受け、企業の収益が悪化して
いる現状が浮き彫りとなった。写真は中国の証券取引所。
2008年10月31日、31日付香港・経済通によると、上海・深セン両証券取引所に上場する計1624社の
08年第3四半期(7-9月)決算が出揃った。金融市場の混乱に端を発した経済の減退による影響を
受け、企業の収益が悪化している現状が浮き彫りとなった。
1624社を合わせた1-9月期の売上高は8兆5961億5400万元となり、同時期の国内総生産(GDP)の
42.63%を占めた。純利益は7820億2000万元で、前年同期に比べ7.11%増となった。
1624社のうち純利益を計上した企業の数は1382社、純損失を計上した企業は242社だった。
一方で7-9月期をみると、1624社の純利益は2291億2300万元と、前年同期比9.03%減、前四半期比
19.11%減とそれぞれ落ち込みを記録。純利益を計上した企業の数が1257社だったのに対し、純損失
計上の企業は367社に拡大した。赤字企業の数が企業全体に占める割合は22.6%。1-9月期の14.9%
からみて、7-9月期で急速に収益が悪化していることが明らかになった。(翻訳・編集/KS)
ソース:レコードチャイナ(2008-11-02-16:39:06)
URLリンク(www.recordchina.co.jp)
写真:中国の証券取引所
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