08/11/02 11:54:13
韓国銀行、基準金利また引き下げか
韓国銀行が今年7日に開かれる金融通貨委員会で、基準金利を引き下げる可能性が高いと観測されている。
現在の状況で、韓銀が基準金利をどの程度下すかは、速断することは難しい。しかし、最近は実体経済
の低迷の兆しがあちこちで表示され、金利を引き下げるという見方が増している。
統計庁が最近発表した9月の産業活動動向によると操業日数を考慮した調整指数の伸び率は昨年同月に比べ
0.8％減少し、2001年9月(-3.0％)以来初めてマイナスの伸び率を示した。
8月の鉱工業生産は前年同月比で0.6％減少し、3カ月連続でマイナスの伸び率を記録した。2000年9月から
2001年1月まで5カ月連続で減少して以来初めてである。
このところ中堅建設会社の新星建設が倒産の危機に立たされいるうえ、C＆グループのワークアウトの説も
出回るなど企業の連鎖倒産が開始されるのではないかという恐怖感が広がっている状況である。このように
実体経済が徐徐に困難を向かう状況で基準金利が低くなれば少しでも景気浮揚に足しになることができる。
問題は基準金利の引き下げ幅がどのレベルであるかと云うことである。
先月28日、韓国銀行は基準金利をおよそ0.75％ポイント下げた。同等レベルでの基準金利を引き下げている
場合は、わずか10日ぶりに1.5 ％ポイントが低くなるわけだ。
この場合、物価がまた搖れる可能性を排除することができない。国際原油価格が安定傾向を見せて多少鎮まって
いるが、国内物価は相変らず高い水準を維持している。
また政府と韓銀が金融市場の安定のための流動性のさらなる拡大の為、通貨量は増している状況だ。金利が
急激に低くなる場合、外国人資金の離脱で再び為替が下げることもある。
一応専門家らは、基準金利の凍結と追加引き下げの可能性の両方あるものと判断している。
ダッシュ証券市場戦略チーム長は「追加で金利を下げればむしろ市場に不安感を与える信号に解釈されること
もあり、一回は休んで行く可能性がある」と語った。
一方、三星経済研究所首席研究員は「金利引下げ幅が0.75%ポイントであんまり大きかったから他の国家との
金利のために対する負担が減ったとし、市中流動性も改善の気配を見せている」と「これを勘案すれば今度は
金利を凍結することができるが、政策の一貫性を考慮して0.25%ポイントもう下る可能性もある」と見方を示した。
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