08/11/02 17:02:29 eZBTnJU8
こんばんは
韓銀が利下げをしても、市中金利があがりつづけていますからね。
ドルとウォン両面でクレジットクランチが進行中、韓銀は銀行間のドル取引に保証を付けましたが、緩和傾向は生まれていない。
国内不動産に於いて、プロジェクトファイナンスなどデフォルトの畏れも強まり、C&グループなど財閥の破綻危機も発生している。
このような状況では、銀行は自己防衛のため資本の積み増しと手元資金確保に走る。
この為、銀行間の資金の貸し借りが止まり、金利が上昇を続ける訳ですね。
本来、このような局面では韓銀が自己資本を使い、国債と銀行債をスワップさせるなと支援策がひつようですが、韓銀は赤字化しており、その原資がない。
政府が国債を発行して、韓銀に資本注入する方法もありますが、国債未達の状況ではそれもできない。
したがって、利下げで資金量を増やし(刷る)流動性を上げるしかない。
しかし、刷ると1ウォン当たりの価値が薄まるのでウォン安とインフレを招く。
末期ですね。