08/11/02 11:13:02
東京都町田市で9月、男性が人違いから拉致される事件があった。ほどなく犯行グループは人違いに気づいて解放したが、間違いの
きっかけは主犯格が犯行前の下見で目にしたベランダに干してあったアロハシャツだった。犯行グループは、「身内」の意外な行動に
より“御用”となるが、隣室というだけで間違われてはたまったものではない…。
(※犯行の詳しい経緯は文字数の関係でばっさり中略。ソース元でどうぞ)
■良心の呵責か? 贖罪か? グループの1人の「善行」
グループの一員の防水工の男(29)は意外な単独行動にでる。
犯行翌日、男は公園に戻り、捨てたはずの鍵を拾った。そして男性に届けるため、ひとりでマンションを訪ねたのだ。しかし男性は
留守だった。
さらにその翌日にも、男は男性宅を訪ねた。この時男性の部屋では、自分が割ったガラスの修理が進められていた。
ここで諦めてもおかしくないが、よほど申し訳ないと思ったのか、男は車中で聞いた男性の会社の名前を思いだした。
「鍵を返しに行く」
男性の会社に、名前を名乗らない不審な電話があったのは犯行から2日後のことだった。男性は早速、警察に連絡。そこに捜査員が
待っているとはつゆほども思わず、鍵を手にのこのこと会社に現れた男は、監禁致傷などの疑いで逮捕された。
この逮捕をきっかけにグループが特定され、住居侵入や監禁致傷容疑で、韓国籍で指定暴力団山口組系組員、申昌吉容疑者(34)
=川崎市中原区小杉陣屋町=ら男4人が逮捕された。グープは全部で6人とみられ残る1人は逃走中だ。
そもそもなぜ人違いが起きたのか。ことの顛末(てんまつ)は事件の1週間前にさかのぼる。
■間違いの始まりは干してあったアロハシャツ
「本来のターゲットの男性は、被害者の男性の隣の部屋に住んでいた。犯行グループは目印となっていたアロハシャツをベランダ側
から見て、部屋番号を確認しないまま入ってしまった」(捜査幹部)
申容疑者は1週間ほど前に、逃走中の男と2人で現場のマンションを下見していた。そのとき、ターゲットの男性のベランダに干して
あったのが、アロハシャツだったというのだ。
さらに下見の際、ターゲットの部屋では、数人の人物が出入りしていた。
仲間を集めないと失敗する可能性があると思ったのか、犯行当日、申容疑者は一緒に下見をした男のほか、防水工や大工をしている
屈強な地元の友達など計5人を集めた。
6人はベランダ側から室内をのぞくと、1階にアロハシャツが干している部屋を確認。本来のターゲットである住人の隣の部屋だったが、
たまたまその日に限ってアロハシャツが干してあった-。
これが人違いの始まりとなったというのだ。
「貸した金を返してもらうため、集金を頼んだだけだ」
逮捕後、首謀者とみられる申容疑者は、警視庁の調べにこう言って容疑を否認しているという。
ところで、真のターゲットだった隣人の男性はその後、隣室で起きたただならぬ事態に驚いてマンションを解約したという。
申容疑者が言うように、男性に金銭の貸し借りはあったのか。警視庁はまだ、この男性から話を聞けていない。
隣人の借金のために事件に巻き込まれてしまってはたまったものではない。
■人違い事件は意外に多い?
人違いで事件に巻き込まれるケースは枚挙にいとまがない。
記憶に新しいところでは、平成19年11月に佐賀県武雄市で起きた入院患者殺人事件だ。
殺人容疑で逮捕された指定暴力団組員の男は、以前その病室に入院していた対立する暴力団関係者と間違えて、何の関係もない
入院患者の男性を射殺した。
暴力団組員による人違い殺人事件は13年にも起きている。千葉県柏市の路上で韓国人留学生=当時(24)=が、抗争相手の
関係者と間違えられ、射殺されたのだ。直接狙う相手の顔を知らない“ヒットマン”が請け負う暴力団の犯行では、人違いが起こりやすい
といえる。
ソース(MSN産経ニュース) URLリンク(sankei.jp.msn.com)
関連スレッド
【神奈川】「目印はアロハシャツ」、人違いで拉致監禁→韓国籍の山口組系暴力団員ら5人を逮捕…なお朝日新聞は「松原」姓で報道[10/23]
スレリンク(news4plus板)