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航空自衛隊トップの田母神俊雄航空幕僚長(60)が「日本が侵略国家だったとはぬれぎぬだ」などと
主張する論文を民間企業の懸賞論文で発表したことが31日、分かった。日中戦争での日本の侵略
や植民地支配を正当化する内容で、浜田靖一防衛相は同日夜、「政府見解と異なり不適切だ。職に
とどまるべきではない」と述べ、同空幕長を同日付で解任した。
言動をめぐり、自衛隊のトップが更迭されるのは、「現地部隊が超法規的行動を取ることはあり得る」
などと発言し、1978年に解任された栗栖弘臣統合幕僚会議議長(故人)以来。田母神空幕長は
31日付で航空幕僚監部付となり、後任は未定。
論文は「日本は侵略国家であったのか」という題で、全国にホテルを展開する「アパグループ」(東京都
港区)が、第1回「真の近現代史観」懸賞論文として募集。賞金300万円の最優秀賞を受賞した。
同社はホームページ(HP)のほか、11月5日発売の自社発行の雑誌にも掲載、英訳も含めた論文集
も出版するという。
空幕長は論文で、「わが国は蒋介石により日中戦争に引き込まれた被害者」と強調。「穏健な植民地
統治をした」「多くのアジア諸国が肯定的に評していることを認識しておく必要がある」などと続け、
「わが国が侵略国家だったなどというのはまさにぬれぎぬである」と主張している。
ソース:時事通信
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