08/10/29 20:38:40
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▲ラース・グスタフソン(Lars_Gustavsson)副総裁。1955年生まれ。スウェーデン人。
世界最大の国際協力民間援助団体である「ワールド・ビジョン」がソウルで去る27日から4日の日程で定例会
議を開いている。ワールド・ビジョン内で一番比重が大きい‘人道主義及び災害問題’部署関係者数十人が集
まった。ワールド・ビジョン全体予算26億ドルの中で8億~9億ドルを使うという。
ソウル江南のラマダホテルで会ったワールド・ビジョン本部の緊急救護チーム長ラース・グスタフソン(53)副総
裁は白いひげがよく似合う穏やかな風貌だった。最近の国際救護団体が何を考えているのか、彼らを取りまく
挑戦は何で、今後の新しい救護団体活動には何があるかを質問した。
彼は災害の急増と大型化、長期化を一番先に話した。「大型災害が急増しています。国連の救護関連ウェブ
サイトを見てください。1982年には3件発生した大型災害が、このごろは年間180回も発生しています。大災
害ではない小さな災害も数千個の起きています。こんな小さな災害は該当国家内だけで報道されるので、外
国メディアは興味を示さないですね。」
グスタフソン副総裁は「災いの性格も変わりました。過去には短期的な災害でしたが、このごろは多くの国にま
たがって起きて、影響が長期的で、容易に消えない慢性的な災害が多い」と述べた。「ソマリア、アフガニスタ
ン、ミャンマーなどがその例で、災害の規模がとても大きく、状況を改善しにくい場合です。社会全体、経済が
崩れたのですね。」(中略)
今回のソウル会議も長期的な戦略の用意が核心主題だ。「これからは‘貧困の縮小’という既存のアプローチ
方式よりは、‘生活を改善できるように手伝うこと’に焦点が合わせられなければならないと思います。慈善と
福祉という方法は解法になりませんでした。寄付基金を出す国家の政府は容易で早い結果をほしがりますが、
それは役に立ちませんでした。援助国に対する再教育が必要だと見ます。」(中略)
「日本政府は救護団体に寄付基金をたくさん出すのに、条件をたくさんつけます。日本人雇用と、救護物品輸
送時の日本船舶使用、そしてトヨタ自動車を使わなければならないし。そのようになれば全体寄付基金の25%
は日本に残るわけです。」グスタフソン副総裁は「一方、ヨーロッパ諸国は大部分の寄付基金に条件がなく、救
護対象国のためにすべて使われる」と述べた。
同席したダン・ケリー(Dan Kelley)ワールド・ビジョン副総裁(人道主義及び緊急問題部署運営担当-オーストラ
リア国籍)は「オーストラリアも日本と同じ」と言い、やはり横にいたワールド・ビジョン韓国事務所のハン・ビヤ
緊急救護チーム長は「日本は与えても悪口を言われる状況だが、我が国の政府もそんな場合が多い」と述べ
た。
グスタフソン副総裁は最近、世界でふき荒れる経済危機と食料品の値上げで各国政府が約束した寄付基金
の伝達がよく実現していない明らかにした。今年6月、世界食糧首脳会談で寄贈を約束した寄付基金の場合、
現在まで10%だけしか約束が守られていないという。スウェーデン出身である彼は、アフリカ国家ナイジェリアで
生まれ、やはりアフリカ国家であるルワンダで初めてに国際救護団体の一員として活動を始め、ワールド・ビジ
ョンには去る1998年合流した。
インタビュー:チェ・ジュンソク
ソース:朝鮮日報ブログニュース(韓国語) ″日本のように条件付きのお金払えば悪口を言われて″
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