08/10/28 01:09:34
【ソウル=鈴木壮太郎】
27日に政策金利を0.75%引き下げた韓国銀行の李成太(イ・ソンテ)総裁は同日に記者会見し、
さらなる利下げについて「金融市場の不安はまだ完全に解消されておらず、続くのではないか」と述べ、可能性を示唆した。
利下げを受け、同日の韓国総合株価指数は前週末比0.82%上昇の946.45で引けた。
5営業日ぶりの反発だが上昇幅は小幅にとどまった。韓国通貨ウォンはドルに対して同1.3%下落の1ドル=1442.5ウォンと
ウォン安は止まっていない。
韓国企画財政省の金東洙(キム・ドンス)第一次官は同日の会見で、ウォン安と株安の同時進行について
「韓国が過去に通貨危機に陥った経験から、投資家らが心理的に過度に対応している」と語り、
通貨危機の再来はないと強調。
李明博(イ・ミョンバク)大統領が同日表明した減税と歳出拡大の具体策については「週内にも発表する」と語った。
ソース:日経
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