08/10/27 21:32:26
(ソウル=聨合ニュース)北朝鮮は韓民族を称える「倍逹民族」の「倍逹(ペダル)」という言葉が「人
類文化のメッカのひとつである大同江(テドンガン)一帯で古朝鮮を立てた種族の名前に由来した」
と主張してこれを密かに金日成(キム・イルソン)・金正日(キム・ジョンイル)父子に対する忠誠
の強調と結びつけた。
北朝鮮のオンライン媒体である「ウリミンジョクキリ(我が民族どうし)」は25日「私たちの先祖は
昔からわれらの同胞を倍逹民族、民族の始祖を檀君と呼んで、独自の発展の道を歩いて来た。倍逹民
族と言う言葉の中には、長年の歴史の流れの中で一つの血管を引き継いで楽しく暮して来た我が民族
の単一性が集約的に表現されている」と述べた。
同メディアは、古朝鮮を立てた集団が自らを'プロ'、'パラ'と呼び、これに山を示す古語である'タラ
'を付けて'プルダラ'、'バラダラ'などと呼んで他の種族と区別したが、この言葉が結局'パクダル'、
'ペダル'に変わった。「パクダルまたはペダルは檀君の父親の種族がずいぶん前から自らの種族名と
して呼んで来た名称」と主張した。
同メディアはまた「太陽神を主神として崇拜して来た彼らは、明るさを示すプルを種族名にした。プ
ル族として生まれて成長した檀君が、周辺の多くの種族を統合して平壌(ピョンヤン)一帯を中心に
古朝鮮という初めての国家を立てたことは、我が民族自体がパクダル族、ペダル族と呼ばれるように
なったきっかけになった。」と付け加え、檀君神話を通じて北朝鮮の平壌を民族の始原の地として浮
上させた。
引き続きメディアは「私たちの先祖は自分たちが檀君を民族の元始祖にする単一民族でプル族、パク
ダル族、ペダル族と呼ばれて来たことに大きな矜持と自負心を抱いて暮して来ながら民族の単一性を
堅固に固守して来た。今日の朝鮮人民は敬愛する将軍様(金委員長)の先軍革命領導を忠誠で奉じて金
日成民族の尊厳と栄誉を世界中にふるい、愛国心を整えている」と付け加えた。
ソース:naver/聯合ニュース(韓国語)北'ベダル'民族語源論を金正日宣伝に活用
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関連サイト:倍達国、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
倍達国(ペダルこく、???)とは、檀君神話において、桓雄が桓国の一部を導いて黒竜江と白頭山の間
を南下して立てたとされる国で、桓雄18代がこれを治めたとされる。「神市」または「檀国」とも呼
ばれ、韓国にある檀国大学校の名は後者に由来する。
また、倍達国にちなみ、朝鮮民族の美称として「倍達の民」「倍達民族」という語が用いられてきた。
関連スレ:【北朝鮮】webサイト「ウリミンジョクキリ」が日本語版と中国語版を開設【08/02】
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