08/10/26 00:44:28
国際通貨基金(IMF)のリチャード・マレー常任理事は24日、
韓国の聯合ニュースとのインタビューで韓国経済の現状について
「(韓国がIMFから融資を受けた)1990年代当時とは全く違う」と語り、
韓国経済が97年の通貨危機と同様の危機に陥る可能性は低いとの見方を示した。
聯合ニュースが25日報じた。
同常任理事は韓国経済が「政府の政策と自由化の側面から目を見張るほど変わっており、
外貨保有額も当時よりはるかに多い」と指摘。
「韓国経済は(当時と比べて)ずっとしっかりしている」と総括した。
韓国は2008年通年で経常赤字に転落する見通しで、
短期対外債務も積み上がるなど、経済指標上は97年の通貨危機時と似た状況にある。
このため一部の海外メディアが韓国の現状をアイスランドなどIMFに支援を要請した国家になぞらえて報道。
韓国政府が色をなして反論するなど「通貨危機の再来」となるか関心が集まっている。
(ソウル=鈴木壮太郎)
日経新聞
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