08/10/24 16:17:02
麻生太郎首相は24日昼(日本時間同日午後)、
北京の人民大会堂で開かれた
「日中平和友好条約締結30周年記念レセプション」であいさつした。
首相は、日中関係について「『友好』というお題目のため遠慮する関係ではなく
切磋琢磨(せっさたくま)して協力していくことこそ真の戦略的互恵関係」と表明。
日中が競い合うことで「共益」を実現し、
両国関係強化につなげる方針を打ち出した。
「日中関係についての、私の所信表明」と題するスピーチで、
首相は両国関係に関する基本的見解を表明。
「首脳間で何かあればすぐに電話ででも意思疎通を図るような関係を培う」と強調し、
首脳同士の信頼関係醸成に努める考えを示した。
日中戦争など不幸な歴史については
「過去を謙虚に振り返り、共に未来を築いていくことこそ現在を生きる私たちの次世代への使命」と言及。
両国関係の発展のため、
「あらん限りの情熱と英知を注いでゆく」と決意表明した。
時事通信
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