08/10/19 21:33:44
韓国伝統仮面の代表格である河回(ハフェ)の仮面がいつ登場したのかを知っている韓国人は多くない。
華麗ながらも精巧な韓国金属工芸の特徴をきちんと知る人も珍しい。こんなに我々もよく知らない韓国伝統文化の美を日本人が大型写真集に収めた。
韓国の伝統文化に魅かれ、西欧文明に押されてしまう前に記録として残そうと写真集を出したという。
最近、日本の東京で出版記念会を開いた渡辺恒子さん(67、写真)が主人公だ。
彼女は『現代に生きている韓国・日本の伝統の美』という本で、韓国人も知らなかった韓国伝統文化の美しさを240ページにのぼる
大型判(20×30センチ)に収めた。前半部は四季の変化による韓国の伝統文化を記録、そして後半部には博多人形、能楽、歌舞伎、
盆栽、浴衣など日本伝統文化を収めた。韓日両国国民が互いに相手の文化を理解して親善をはかろうという意図からだ。
渡辺さんが韓国伝統文化の美しさと深みに初めて魅かれたのは1980年代末だった。
「夫(故人)と一緒に韓国を初めて訪れ、慶州(キョンジュ)とソウル仁寺洞(インサドン)で伝統文化財を見て感嘆しました。神秘そのものでした」
彼女が記録のためとしても韓国の伝統文化を本に収めなくてはいけないと思ったのは、東洋では伝統文化がとても簡単に消えてしまうという
自覚と反省から始まった。彼女は「幸いにも韓国社会の内側の奥深い所には依然として伝統文化が生きているということに注目した」と話した。
渡辺さんは2年間、韓国を往来しながら収録対象を掘り出し、広げてきた。
写真集には伝統ヌビ(キルティングのような綿入れのもの)防寒服が最初の作品として登場する。韓紙、金属工芸、河回の仮面、伝統韓服、
白磁、漆、刺繍、玉工芸、陶器、伝統楽器、色ヌビ、韓国料理も収めた。これに日本人独自の理解を助けるために由来や歴史に対する解説も添えた。
「韓国の金属工芸が紀元前7世紀に始まって、河回の仮面が12世紀高麗時代から始まったという話を聞けば、その長年の歴史に日本の読者たちは皆、驚きます」
特に韓国の金属工芸は韓国的合金術の独特な技法をもとに陽刻、陰刻、透彫、象眼、入刺など多様な技法を利用して文様を入れたり、金箔、メッキ、七金など
高度な技術を発展させたと紹介している。
また写真集には人間国宝を含めて各分野最高の専門家の写真も大きく収録しており、国内でも価値のある資料になるものとみられる。彼女は
「韓国の伝統文化を理解していく中で、日本の伝統文化の礎石は韓国が築いてくれたものだということを知った」と明らかにした。
それとともに「日本はかつて韓半島の芸術や宗教を受け入れて最初の文明を生んだ。日本人はこれに対して感謝の心をもつべきだと思う。
韓国の伝統文化は日本人の胸に重い響きを与えている」と話す。
「韓日両国民は、ともすれば忘れてしまいやすい、熱心に磨き上げ築き上げてきた美しさを作って行くという姿勢を、先祖から学ばなければならない」と話した。
ソース:中央日報
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