08/10/18 21:22:01
北朝鮮による拉致被害者家族会の横田滋、早紀江さん夫妻を招いた講演会が17日、
北区の京都産業大であった。法学部の授業の一環で、学部外も含め約750人の学生が参加。
夫妻は「国民一人一人の思いが国を動かす。1時間でもよい、私たちが子供と抱き合える日を作ってください」などと訴え、全面解決への支援を呼び掛けた。
滋さんは、拉致問題の経過と現状などを報告。米国が北朝鮮へのテロ支援国家指定を解除したことについて
「60いくつもある制裁のうち一つが解除されただけ。むしろ日本がしっかり動かなければいけないということが示された。
独自にテロ支援国家指定をすることも考えるべきではないか」と話した。
早紀江さんは「今日も拉致された人たちが助けを求めています。もし父や母や兄だったら『北朝鮮のことはあきらめる』などと言えるでしょうか」と語り掛け、
「これから日本を背負う皆さんには心の問題を一番大事にしてほしい。正義と悪に対する怒りを持って社会に出て」と訴えた。
法学部4年の大薮健太さん(22)は「最近あまり報道されていないが、拉致被害者の方たちは頑張って活動されているのだと思った」と話した
ソース:毎日新聞
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