08/10/15 17:54:50
■李長茂総長、「ソウル大学ノーベル賞プロジェクト」公式宣言
ソウル大学の李長茂(イ・ジャンム)総長が14日の開校62周年記念式典で、「ソウル大学ノーベル賞
プロジェクト(SNU Nobel Prize Project)」推進の意思を公式表明し、注目を集めている。
李総長はこの日の記念式典で、「隣国の日本と中国は既に多くのノーベル賞受賞者を出している
のに、我々に出来ないはずがない。ソウル大学がノーベル賞受賞者を輩出するように、ソウル大学
ノーベル賞プロジェクトを推進する」と述べた。
李総長は、「教職員、同窓生、篤志家らの間で緊密な支援網を構築して、用意周到に努力すれば、
ソウル大の教授や卒業生が国民的熱望であるノーベル賞受賞に成功できると確信している」として、
ソウル大学構成員たちの支持を訴えた。
特に李総長は、ノーベル賞プロジェクトの成功のための前提条件として、「何よりも政府の全面的な
支援と長期的企画が必要だ」として、政府に支援と協力を求めた。
李総長のこのような宣言は、ソウル大が韓国最高の大学を自負していながら世界の舞台では実績
が低調だという社会的な批判的視線を意識して出たものと思われる。
李総長は2年前の就任直後から、ソウル大の長期的発展戦略を扱った段階別計画を用意して推進
してきた。計画案の核心の一つはソウル大の国際化で、ノーベル賞プロジェクトの下書きだと言える。
この計画案には、ノーベル賞出身の世界最高水準の教授陣を確保するために機動的な特別採用に
よって外国人教授や碩座教授を増員すること、碩座教授制の活性化、及び海外共同研究サポート
などが含まれている。今年初めにも李総長は、約20人のノーベル賞受賞者級の著名研究者を含む
100人余りの外国人教授を新規に採用するという計画を立てたことがある。
実際にソウル大は2ヶ月前に22人の外国人教授を採用するなど、現在までに数学界のノーベル賞
と呼ばれるフィールズ賞の受賞者である広中平祐教授など約80人の外国人教授を確保した。最近
優秀な外国人教授を誘致することに力を入れている李総長は、今後2010年には100人、2015年には
300人、2025年には900人まで外国人教授を増やす計画だ。
李総長のノーベル賞プロジェクトはまだ詳細的な計画が用意されたものではない。ソウル大関係者
は、「具体的な推進策や支援計画、財政支援規模、委員会設立の有無等を言及するのは時期尚早
だ。これから内部論議が必要だ」と語った。
しかしソウル大の総長がノーベル賞受賞者輩出を公式宣言したという点で、関心と期待が集まって
いるのは事実だ。李総長が直接提案したノーベル賞プロジェクトに対する具体的な論議が早いうち
に具体化する見込みだ。
▽ソース:Naverニュース(Newsis配信記事)(韓国語)(2008-10-14 16:43)
URLリンク(news.naver.com)
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