08/10/13 10:25:45
ソース:中央日報(ハングル記事を記者が翻訳)
URLリンク(news.joins.com)
ソウル大が最近新規に任用した外国人教授が学期の途中で急に帰国したことが今頃に
なって判明した。
13日ソウル大によればこの教授は、今学期の8対1の競争率をクリアし大学考古美術史学科
に任用されたアメリカ人のA(45.女性)教授で先月末突然アメリカに帰国した。
A教授は16世紀西洋美術を性社会的学的観点で解釈しアメリカ学界で注目を集めた。該当
の学科ではA教授のこのような研究を認め定年も保障して任用している。
しかしA教授は授業を引き受けて一ヶ月もしないうちに大学側に何の事前連絡なしにアメリカ
へ急遽帰国し一足遅れでこの事実を知った大学側は電子メールで連絡を取り交わし帰って
来るようにとと説得したが彼女は健康上の理由などを挙げてこれを断った。
彼女は学校側と取り交わした電子メールを通じ「韓国での生活にとてもまともに適応する
ことはできません」と学校側の処遇などにも不満を吐露したことが分かった。
学校側は急ぎ講師を採用しA教授の進めていた授業を代わりに任せたが弱り果てている。
ソウル大関係者は「外国人教授がこんな風に辞めて帰ったのは初めてで戸惑ってます」
とするも「たとえ不満があっても議論をして解決して行けば良いのに教授が敢えてこういった
無責任な行動をしなければならなかったのか疑問です。」と語った。
ソウル大側は該当の教授に対する処遇の方案についても苦心している。
一方学校側が外国人教授の任用にだけ気を使ったせいで、いざというときのために用意
すべき検証システムや外国人教授のサポート方案を用意することができていなかったとの
指摘がソウル大内外で申し立てられている。
ソウル大のある教授は「学期途中に無責任に帰ってしまう教授も問題だが外国人教授を
迎え入れる準備がまともに出来ていないのにとりあえず任用してみようという学校にある
程度の責任がある。」と指摘した。