08/10/12 21:56:25
イ・ミョンバク大統領は12日初めての「ラジオ演説」を一日控えて準備に万全を傾けた。
ラジオを通した国民との初めての接触なのに加え、主題が米国発リーマンショックに
ともなう経済危機であるだけに、漠然とした不安感に包まれた市場を落ち着かせて
危機克服のための希望のメッセージを投げるために終盤まで苦心を繰り返した。
特に現時点でイ大統領の一言々が市場に肯定的に作用することもできるが逆に意図が
間違って伝えられる場合、むしろ波紋が大きくなることとなるだけに表現一つ々にも
心血を注いだという話だ。
大統領府はこの間、広報企画官傘下の演説記録秘書官室で作った演説文草案を
置いて2回読会を持ったのに続き、イ大統領が直接参加した中でこの日午前11時から
お昼を後回しにしながら約3時間、最後の読会の時間を持った。
読会にはパク・ヒョンジュン広報企画官・メン・ヒョンギュ政務首席・イ・ドングァン スポークスマン
・チョン・ ヨンファ演説記録秘書官・イ・ソンボク広報2秘書官・キム・トゥウ政務企画秘書官
などが参加した。
イ大統領は読会で「97年の外国為替危機当時と今は違う」「私たちには希望があって大韓民国
の未来は相変らず明るい」という否定的な市場の不安感を解消できるメッセージを強く注文
したとわかった。
大統領府関係者は聯合ニュースとの電話対話で「イ大統領が今日の読会で演説文を数回
直して文句を直接整えた」と話した。
イ大統領は読会を終えた後、午後遅く執務室で演説文を録音したと伝えられた。
こうした中、ラジオ演説が採択された背景にはイ大統領の意中が大きく作用したとのことが
大統領府参謀らの説明だ。
演説記録秘書官室が最初にアイディアを出してイ大統領が積極的に受け入れたという話だ。
イ大統領は就任の始め、国政をマヒさせた「牛肉騒動」から最近の総合不動産税緩和問題に
至るまで一連の論議が政府政策に対する 国民的理解を十分に引き出すことができない
ところに始まったという認識を持っていると分かった。
13日、初めてのラジオ演説の時期を置いては内部で賛否両論が少なくなかったが、イ大統領が
強く押し通したと分かった。
イ大統領が直接出たのに市場が落ち着かない場合の抱え込む負担を考慮して、時期をちょっと
遅らせた方が良いという意見があったが
イ大統領が「MBらしく」正面突破を選択したと関係者は伝えた。
連合ニュース(韓国語)
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