08/10/10 17:25:15
科学分野でノーベル賞13人の日本、その秘訣とは(上)
粘り強い研究精神、学問も「職人魂」で
日本では今年、ノーベル物理学賞受賞者3人と化学賞受賞者一人が誕生した。これで、科学分野における日本人の
ノーベル賞受賞者は合計13人に増えた。一方、韓国は科学分野のノーベル賞受賞者を一人も輩出できずにいる。
なぜ、科学分野のノーベル賞で、韓国は日本に「13-0」の大敗を喫しているのだろうか。
◆「鉛筆と紙」の職人魂
日本のノーベル賞の始まりは「鉛筆」と「紙」だった。読売新聞は8日、「物理学は、この宇宙、物質世界がどのような
原理で成り立っているのかを探る学問だ。紙と鉛筆で究極の法則を考え抜く理論物理、素粒子物理は巨大実験装置が
なくても独創性だけで勝負できる、日本の得意分野だった」と評した。
19世紀末、西欧の自然科学を取り入れた当時、日本には試験装置が備わっておらず、産業的な後押しも不十分だった。
その代わり、考えて計算する理論研究に勝負を賭けた。初の成果は約50年後の1949年、湯川秀樹氏がノーベル物理学賞
(素粒子物理理論研究)を受賞したことで実を結んだ。
こうした成果は一朝一夕で生まれたものではない。韓国科学技術院(KAIST)の劉竜(ユ・リョン)教授は「日本の学界
には何代にもわたり家業を受け継いでいく“職人魂”が浸透している。これが日本の基礎科学の底力」と話す。
例えば今年、素粒子研究でノーベル物理学賞を共同受賞した小林誠、益川敏英の両氏は名古屋大学出身で、第2次
世界大戦直後に日本の素粒子物理学の基礎を築いた坂田昌一博士の教え子だ。益川氏は英語と国語の成績が悪く
大学院入学が難しいと思われたが、坂田博士は外国語試験を免除するという「特別措置」を講じたという。また、教え子
たちが気兼ねなく研究に没頭できるよう、研究室で「○○さん」以外の敬称を使えないようにした。
2002年にノーベル化学賞を受賞した田中耕一氏は大卒の会社員で「学士」受賞者。この田中氏も職人魂を発揮した
ケースだ。田中氏は実験が思う存分できるという理由だけで一企業に入社、ノーベル賞受賞後も会社が提案した
取締役の座を断り、実験が続けられる研究員職を選んだ。
【>>2以降に続く】
ソース:URLリンク(www.chosunonline.com)(朝鮮日報)
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