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「漢字廃止」で韓国に何が起きたか
呉善花(著)
韓国の学校教育で漢字廃止・ハングル専用政策がとられるようになったのは、
1968年春からである。漢字廃止政策以後の韓国では、教科書をはじめ、新聞・
雑誌・書籍からレストランのメニューなどに至るまで、漢字はほとんどその
姿を消してしまっている。
韓国語は漢字を廃止したために、日常的にはあまり使われない、しかし概念や理念を
表す言葉、各種の専門用語など、伝統的に漢語で表されてきた重要な言葉の多くが、
一般には次第に使われなくなっていった。各種の評論・研究論文や新聞・雑誌の記事に、
総じて書き言葉の世界に、語彙の恐ろしいまでの貧困化がもたらされたのである。
とくに文学の面では、散文でも詩文でも、伝統的にあった豊かな漢字表現の大部分を
失ってしまった。
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