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偽装結婚で消防署員ら起訴
フィリピン人の女性が日本で働き続けられるよう、うその婚姻届を出したなどとして、
香芝市の消防署員ら３人が、偽装結婚などの罪で起訴されました。
起訴されたのは、いずれも、香芝広陵広域消防組合消防本部の課長補佐で、
芳林弘幸被告（４８）と島田史雄被告（５５）、それに、フィリピン人の女性が
働いていた飲食店を経営する５１歳の女です。
起訴状によりますと、芳林課長補佐は、フィリピン人の女性らと共謀し、
おととし４月、御所市役所に、この女性と御所市の会社員のうその
婚姻届を出した、偽装結婚の罪に問われています。また、島田課長補佐は、
結婚が偽装と知りながら、香芝消防署で婚姻届に証人として署名して、
手助けした罪に問われています。
これまでの調べに対して芳林課長補佐と経営者の女は「真実の結婚と思っている」
と起訴事実を否認し、島田課長補佐は「偽装結婚とわかりながら署名をした」と、
起訴事実を認めているということです。
ソース：NHK奈良のニュース 2008年10月8日 19時33分更新
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