08/10/08 13:57:38
金大中(キム・デジュン)元大統領は8日、1998年に当時の小渕恵三首相(故人)と
発表した「韓日共同宣言 21世紀に向けた新たな韓日パートナーシップ」に言及し、
日本は「小渕精神」を実践するときアジア各国から厚い信頼を受け、世界の舞台で
一層役割を果たすことができるとの考えを示した。
高麗大学日本研究センターの主催でソウル市内のホテルで開かれた、新韓日関係
パートナーシップ宣言10周年シンポジウムで特別講演を行ったもの。小渕元首相
亡き後、日本国内での歴史歪曲(わいきょく)言動は事態を再び逆行の兆しを見せて
きたと指摘し、このように主張した。
金元大統領は、小渕元首相は日本の歴代首相が避けてきた韓国に関する歴史問題
について「痛切な反省と心からのおわび」を表明する勇気と決断を見せたと評した。
日本は過去史に関連し、小渕元首相の精神と勇断を無駄にしてはならず、過去を
反省し未来志向の新時代を開いていくべきだと強調した。また、「韓日両国の友好
親善と協力は宿命のようなもの」だとし、日本は第二次世界大戦の被害国に対し
明確な謝罪と補償を行い、歴史を正しく記録したドイツの例からインスピレーション
を得るべきだと述べた。
このほか、2000年に行った南北首脳会談についても触れ、金正日(キム・ジョンイル)
総書記に日本と国交を正常化すべきだと打診した際、肯定的な態度を見せ、一切
日本を非難することはなかったと紹介した。北朝鮮は日本人拉致問題に一層誠実な
態度で臨むべきで、米国や日本も北朝鮮の安全を保障し国際社会の一員として
受け入れる必要があると主張した。
(写真=ソース元bmpのためNAVERニュースに差し替え)
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▲講演する金元大統領
ソース:聯合ニュース(日本語版)
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)