08/10/06 21:02:15 t+lDkGhR
はっきり言って、今の中国株価の水準は銀行の不良債権問題が再発するレベル。
あれで中国がどれほど苦心して乗り切ったか、その恐怖はひとえに、不良債権
問題による銀行業務停滞は、大不況による雇用情勢を直撃するからだ。
だから香港返還を機会に上場ラッシュでその金を稼ごうとしたのに通貨危機で
潰された。中国も迎え撃ち叩き出したが、それでも、その時の形振りかまわぬ
行動は、銀行の不良債権問題の噴出を抑える為。だから、是が非でもここは
中国は上に生かせる方に回る。日米が共同するなら中国も必ずそれに乗る。
このニュースはそういう意味では信頼できると思う。
中国が金を出すというインパクトのでかさを考えた方がいい。議会の洗礼も受け
なければ、当面の採算も考える必要はない。そして、どこからでも(軍事費など)
から引っ張ってこられる。日銀砲というのがあったが、それ以上の力を持っている
と思われる。こんな大砲をちらつかせられたら空売りは危険だと思うけどね。
そして、アメリカの新政権に恩を売るにこれほどのチャンスはない。メラニン問題
や偽造事件で地に落ちている中国の評価をあげる最大のチャンス。ここは動いて
くると読む。でもだからこそ、そのまえに落ちるかな?
一週間ぶりに開く中国市場に注目だな。