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仁川地検富川支部は2日、警察の捜査もみ消しの見返りにマルチ商法業者から4億ウォン
(約3400万円)を受け取ったとして、李明博(イ・ミョンバク)大統領のファンクラブ「ミョン・サラン」
会長のチョン・ギテク容疑者(60)に対し収賄容疑で逮捕状を取り、身柄拘束に踏み切ったことを
明らかにした。
「ミョン・サラン」は李大統領のファンクラブのうち、「MB(李大統領のイニシャル)連帯」に次ぐ
大きな組織。チョン・ギテク容疑者はハンナラ党ソウル支部の副委員長を務めたこともある人物。
検察によると、チョン・ギテク容疑者は今年1-4月、数回にわたって自身の秘書であるチョン容疑者
(40)を通じて、マルチ商法詐欺の容疑で警察の捜査を受けていたG社から4億ウォンを受け取って
いた。
G社は石油代替原料を開発するといううわさを広めた後、約7000人から1300億ウォン(約111億円)
を投資資金の名目でだまし取り、警察の捜査を受けることになるや、チョン・ギテク容疑者を通じて
事件をもみ消そうとしたという。
秘書のチョン容疑者は、G社から20億ウォン(約1億7000万円)を受け取りながら、チョン・ギテク
容疑者には4億ウォンしか渡さなかったことからず、16億ウォン(約1億3600万円)を横領した容疑で
既に警察に逮捕されている。またG社の関係者5人も最近、詐欺の容疑で逮捕または書類送検
されており、社長は現在逃亡中だ。検察関係者は「ファンクラブ会長のチョン容疑者は1カ月前に
弁護士を選任して潜伏中。身柄を確保し次第、収賄容疑について調べ、起訴する方針」と語った。
仁川=チェ・ジェヨン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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