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比の邦人殺害、事実認める 組員夫婦、福岡地裁
女性の来日就労あっせんを一緒にしていた福岡市のアルバイト、
高木慎一郎さん=当時(29)=をフィリピン国内で刺殺したとして、
殺人と誘拐の罪に問われた暴力団組員、篠原敏晴(29)、
フィリピン人の妻シノハラ・ロサリナ・リム(30)両被告の初公判が25日、
福岡地裁(林秀文裁判長)であり、2人は起訴事実を認めた。
福岡県警などの調べでは、両被告はあっせんの分け前をめぐる不満から、
リム被告のいとこのフィリピン人警官に約90万円を渡して高木さんの
殺害を依頼したとされる。高木さんは身元不明の変死者としてマニラ近郊の
墓地に埋葬されているのが今年1月に見つかった。起訴状によると、
両被告はフィリピン人警官らと共謀し、昨年5月11日、高木さんをマニラ市内
のホテルから誘い出し、車内で胸をアイスピックのようなもので刺して殺害した。
ソース:MSN産経ニュース 2008.9.25 11:30
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
フィリピン・日本人殺害:2被告、起訴事実認める--地裁初公判 /福岡
福岡市のアルバイト、高木慎一郎さん(当時29歳)がフィリピンで殺害された事件で、
殺人罪などに問われた篠原敏晴被告(29)=中央区=と、妻でフィリピン国籍の
シノハラ・ロサリナ・リム被告(30)の初公判が25日、福岡地裁(林秀文裁判長)
であった。両被告は起訴事実を認めた。
検察側の冒頭陳述によると、両被告は、高木さんと3人でフィリピン人女性の
偽装結婚を手がけていたが「利益を独占しよう」と、フィリピンで高木さんの
荷物に覚せい剤を入れて現地警察に逮捕させたり、殺害することなどを
計画していた。ロサリナ被告が親族の警官に相談したところ
「殺しても絶対にばれない」と示唆されたため、90万円の報酬で殺害手配を依頼したという。
事件では、現地警察官2人と殺し屋2人が実行役となったが、検察側は
両被告が「いずれも実質的な意思決定など、重要な役割を果たした」と指摘した。
起訴状によると、両被告は実行役らと共謀し、昨年5月にマニラ市内の
ホテルにいた高木さんを車で連れ去り、警察官たちがアイスピックの
ような凶器で高木さんの胸などを刺して殺害した。 〔福岡都市圏版〕
ソース:毎日新聞 2008年9月26日 地方版
URLリンク(mainichi.jp)