08/10/02 22:45:11
◇経営計画立案で大苦戦、金融危機の余波[経済] (1/2)
米国発の金融危機やウォン安により、企業が来年の経営計画を立てられずにいる。
米下院が、金融危機を収束するための金融安定化法案を否決したことで金融危機連鎖の不安が高まり、
さらにウォンの対米ドルレートが9月30日に5年4カ月ぶりのウォン安を記録。
各社の業績悪化が見込まれる上、輸入企業は為替差損が拡大。
新事業や投資に向けた資金調達も困難な状況となっている。
LG電子のデジタルディスプレー事業本部は最近、3度目となる来年の事業計画の修正を行った。
米国発金融危機で消費心理の委縮が予想以上に深刻化するという展望が出た上、
ウォン安も同様に進んでおり、最悪の状況を想定して新たな事業計画書を作成した。
サムスン電子はこのほど、来年の経営計画立案に着手。
だが、ウォンの対米ドルレートが大幅に下落したことで、作業をストップさせた。
現代・起亜自動車グループは12月に経営計画を立てる予定。
毎年この時期に経営条件の基本的な調査に着手するが、不安要素が多いため
財務チームはまだ動いていないという。
東源F&Bはこれまで、経営計画樹立のためのワークショップを年末に開催していたが、
経営環境の悪化が予想されるため四半期ごとの開催に変更。
6日に第4四半期(10~12月)の経営計画ワークショップを開いて具体的な対策を練る方針だ。
>>2以降に続く
ソース:NNA
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