08/10/02 15:44:04
米紙ワシントン・タイムズ(Washington Times)は1日、国務省顧問委員会が、中国の核および通常兵力の拡大に対抗するため、
米国は海上と宇宙に新たなミサイル防衛システムを構築することを推奨する報告書の草案をまとめたと報じた。
報道によると、草案は中国が東アジア全域に軍事的な影響力を伸ばそうとしていると指摘。その「主目的は、東アジアにおける
米国の存在感と展開する米軍の能力に対抗すること」だとして、中国が軍事力で優る米軍に勝つため、衛星やコンピューター
兵器などを利用した「非対称戦争」の能力を開発していると述べている。
その上で、草案は米国のミサイル防衛の弱点、通信を衛星に依存している点、中国沿岸部に圧力をかけるのに空母以外の
有用戦力がないこと、「ぜい弱な電子技術とインターネット」などについて警告。米国は宇宙空間とサイバー空間での戦闘能力
とミサイル防衛システムを確立し、台湾危機を回避するため「海と空における能力」を強化するべきだと主張しているという。
ソース(AFP BB News) URLリンク(feeds.afpbb.com)