08/10/01 11:21:50
全国の地下水の約3分の1が、食中毒を引き起こすノロウイルスに汚染されていることが
分かった。ノロウイルスは主に水や食物を通じて人に感染。韓国の食中毒発生原因の
20%を占める。
環境部傘下の国立環境科学院は30日、「4月から全国地下水の汚染状況を調査した結果、
調査対象300カ所の地下水のうち、104カ所(34.7%)でノロウイルスが検出された
ことから、地下水の使用を中断するよう地方自治体に伝えた」と明らかにした。
調査対象の地下水の中で飲料水として使用される176カ所のうち、学校や軍部隊、
修練所など64カ所(36.4%)でノロウイルスが検出された。ただし同科学院は
「まだノロウイルスによる食中毒事例は報告されていない」と説明した。
ノロウイルスは人の腸でのみ繁殖し、排泄物を通じて空気や水などに伝わり、長い場合は
40日ほど生存する。伝染力が非常に強く、ワクチンが開発されていないために予防ができない。
パク・ウンホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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