08/09/26 23:54:59
米オークリッジ国立研究所をはじめ世界の研究機関などで構成する「グローバル・カーボン・プロジェクト」が
25日、世界の二酸化炭素の排出量の推計を発表した。
先進38か国の割合は2005年から50%を割り、途上国が排出総量の過半を占める時代に突入。
中国が06年に米国を抜いて世界一の排出国になったこともわかった。
推計は、各国政府の統計や大手石油会社のデータを基にまとめた。それによると、07年の
世界の排出量は前年より約3%増えて84・7億トンになった。
京都議定書策定時に削減義務を負うとされた先進38か国の排出割合は、1992年には
62%だったが、次第に低下し、2005年に49・7%、昨年は47%だった。
国別では、中国、米国に続いてロシアが3位。02年に日本を抜き4位のインドが、
今年はロシアも抜くと予想されている。ただ、AP通信は「国民1人あたりでは依然、
米国がトップ」と伝えている。
ソース: URLリンク(www.yomiuri.co.jp)