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■「尖閣は日本領土だ」 台湾・李登輝元総統
2008.9.24 20:39
沖縄を訪問している台湾の李登輝元総統は24日、仲井真弘多・沖縄県知事らとの昼食会
の席上、「私にいわせれば尖閣諸島(中国名・釣魚島)は日本の領土である」との見解を改め
て表明し、尖閣問題で領有権を主張し続ける馬英九政権を牽制(けんせい)した。
尖閣沖で今年6月に起きた日台の船舶事故で、領有権を主張する馬政権は日本領海に巡
視船を派遣、政権内から「開戦の可能性を排除しない」(劉兆玄行政院長=首相)との発言
まで飛び出した。
馬政権は厳しい対日強硬姿勢をとり続け、尖閣周辺における台湾の漁業権を認めるよう
日本に迫っているが、李氏は「尖閣は沖縄に所属する日本領」との持論を展開。馬政権の
強硬姿勢は「漁業権とは関係がなく、政治的にやっているだけ。(日本は)神経質にならない
方がいい」と述べた。
李氏の訪日は今回で4度目だが、日本国内で尖閣に対する認識を表明したのは初めて。
李氏は台湾と沖縄が尖閣問題を含め連携を強めるべきとの考えを強調した。
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台湾の“駐日大使館”に相当する台北駐日経済文化代表処は24日、尖閣諸島の領有権を
めぐる李登輝元総統の発言について「李元総統の個人的見解」とし、「(尖閣が)中華民国
(台湾)の領土であるとの一貫した立場に変化はない」と表明した。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
昼食会であいさつする台湾の李登輝元総統(右)。左は仲井真弘多沖縄県知事=24日、沖縄県沖縄市
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