08/09/19 18:47:46
（>>1の続き）
中国民国政府が1938年7月に出版した‘日本の暴行実録(日寇暴行実録)’には南京大虐殺
当時の日本軍が中国軍人と民間人を生き埋めにする写真が掲載されている。写真の中に
は深く掘られた穴の中に中国人たちが跪き、その周りを日本兵たちが取り巻いて見物する
姿を写している。
この写真は中国で南京大虐殺に対する歴史的事実と日本軍の蛮行の証拠として説明する
過程で手広く使われて来た。しかし写真に対する正確な撮影日付や場所などが記録され
ていないため、一部の日本人は中国が抗日宣伝のために捏造した写真であると主張して
来た。
写真：
URLﾘﾝｸ(file.dkbnews.com)
URLﾘﾝｸ(file.dkbnews.com)
第二次世界大戦中の日本軍歴史研究専門家である秦郁彦は「中国で保存されている
‘生き埋め’写真の中では、少なくない数の日本軍兵士の顔を明確に分別することができ
ます。」とし「この写真は最近日本で見つかった写真と、ほぼ同じ時期に他の角度で同じ
場面を撮影した写真であり、合成操作した写真だという主張は成立できないでしょう。」と
主張している。
また日本軍装備の研究で詳しい田文雄 軍事評論家は「写真中の兵士軍服は日本軍の
‘昭五式軍服’で軍帽は日本軍が1940年まで使っていたものであり、武器もやはり‘三八式
歩兵銃’で、日本軍が南京を占領する時に使った軍装備と一致する。」と証言した.
日本カメラ博物館の白山真理専門家も「この写真には多数枚の写真を繋ぎ合わせて合成
や操作した形跡は調べてみても見つからなかった。」と語っている。朝日新聞は最後に
吉本千代治さんが写真を所蔵していた動機などは正確にはわからないが、確かなことは
南京大虐殺の写真を取り囲んでいた一つの‘謎’が既に解けたということだ」と結論を下した。
（以上）