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★気高いチベット犬、主の折檻に舌を噛み自殺?―浙江省
2008年9月13日、今日早報(杭州)の報道によると、11日、「東方神犬」とも言われる希少種の
チベタン・マスティフが、飼い主に折檻され、舌を噛んで自殺したという。
飼い主の潘(パン)さんが、「金剛(ジンガン)」と名付けたチベタン・マスティフを飼い始めたのは4年前。
体高67cm、体長1m、体重60kgの「金剛」は、潘さんになつき、他の犬の手本となるような落ち着きと
風格を持っており、潘さんも「金剛」を犬の王者とすべく日々可愛がっていた。
ところが11日未明、トイレに立った潘さんは、犬小屋のほうで騒がしい鳴き声がするのに気付き見に
行ったところ、「金剛」が他の犬を前足で押さえつけているのを発見。
その目は殺気立ち、興奮のあまり身体を震わせていた。そして「金剛」は突如潘さんに飛びかかり、
左のすねに噛み付いた。「金剛!」と叫んだ潘さんの声で「金剛」は我に返り、翻って塀の角に
走って行ってしまった。
潘さんはその後、「金剛」を縄で電柱に縛り付け、木の板で金剛のお尻を何度も叩いた。
午後に潘さんが様子を見に行くと、「金剛」は許しを乞うような目で低く鳴いていたが、潘さんはそれに
構うことなく放置。そして夜、再び電柱に縛っている「金剛」の様子を見に行ったときには、すでに
「金剛」は自身の鋭い牙で舌を噛んで死んでいたという。
「犬が自殺などするのか?」潘さんが、チベタン・マスティフを飼って20年以上になる友人に電話を
かけて聞いてみたところ、その友人は、潘さんが「金剛」のプライドを傷付けたのが原因と解説した。
それまで飼い主の寵愛を一身に受けていたのに、突然他の犬の前で折檻されたため、飼い主に
愛されていないと感じ、犬としての尊厳を奪われた「金剛」は、それを取り戻すため死を選んだのだろう。
「悔やんでも悔やみきれない」と潘さんは肩を落としている。(翻訳・編集/中原)
*依頼スレ435様のご依頼です。
◆RecordChina:2008-09-14 23:09:18
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