08/09/15 10:26:03
【「中国人のインサイト」2008・第5回・7月(10)韓国ブランドの強みとは】
サムスンやヒュンダイなどの韓国ブランドの日本における地位はいまだ高いとは
いえないが、アジアにおける韓国ブランドは非常に親しまれている。それは日本
や欧米のブランドに比べると低価格で、そして国産のブランドと比べると高品質・
ハイセンスであるというイメージが強いからだ。
そういったブランドイメージが中流層を中心に支持されている。では、もし日本や
欧米のブランドが手頃に購入できるような収入があった場合にも、韓国ブランドに
こだわりを持って買い続ける人がどれくらい存在するのか、韓国ブランドの地盤
をチェックするため、調査を行った。
すると、やはり70%を超える人が「お金があるなら日本や欧米のブランドを選ぶ」
と回答しており、経済的に問題がなければ高品質のものを買いたいと考えている
ことがわかった。「お金があっても韓国ブランドを選ぶ」という人は、北京や広州
で約30%と一定数存在しているが、上海では、20%に過ぎない。
中国で手に入る韓国製品は、市場の平均を考慮すると比較的高品質を保って
おり、確かに安心して購入できる選択肢の一つではある。ただし、ブランド価値と
いうよりも「同じくらいの品質で価格は安い」という点で支持する人が多いのだろう。
現状では一定のシェアを保っているが、所得の向上とともにそのシェアは減って
いくかもしれない。(グラフは本調査結果を基に作成)。
(画像)
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▲サムスンやヒュンダイなどの韓国ブランドの日本における地位はいまだ高いとは
いえないが、アジアにおける韓国ブランドは非常に親しまれている。それは日本や
欧米のブランドに比べると低価格で、国産のブランドと比べると高品質・ハイセンス
であるからだ。
ソース:Yahoo!/サーチナ・中国情報局
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)