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■小松川女高生殺し(李珍宇、逮捕時18歳)
李珍宇は1940年2月28日、東京都城東区亀戸の朝鮮人部落で生まれた。
46年に家は空襲で焼け出され、江戸川区上篠崎に移り住んでいる。
三男三女の次男で、日本名は金子鎮宇といった。
父親は酒好きで窃盗の前科があり、母親は半聾唖だった。
同居する叔父も前科8犯のスリだった。
李の供述によれば、「きつねうどん以上のごちそうを食べたことがなかった」らしい。
死刑囚監房で彼は死の恐怖におびえ、消灯時間になると毎日「おかあちゃん、こわいよう」
と壁を叩いて泣き叫んだ。
昭和37年に死刑執行。李は半狂乱になって暴れ、麻酔銃を撃たれて、朦朧状態で刑場へ
引きずられていった。22歳没
李珍宇の執行後、聾唖の母と地下足袋姿のままの父が彼の死体を迎えに来た。
ふたりは棺の蓋をあけ、首が伸びた遺体の前で歯を食いしばって涙をこらえながら、
じっと死に顔を見つめていたという