10/07/29 12:25:45 B2LrlI25
いくら本人が殺したと自白しても限りなく怪しいよ。取調べは密室だからなにやっているかわからん。
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法曹一元というけれども、裁判官は本来、当事者主義のもと無罪推定を前提にしていかなければならないのに、ともすれば公判廷の被告人の供述より検面調書を優先します。
やはり裁判官には伝統的に国家権力への信頼があって―それが悪いとは言いませんが―今の刑事訴訟の立場からいうと、当事者対等・無罪推定の原則で公判廷に立って公平に行われているかと言えば、決してそうではありません。
そうしたなかで被疑者が勾留・取り調べを受けると、異常心理に陥ることが現実に、非常に多いのです。
私が立ち会った取り調べでもありました。いわゆる拘禁性ノイローゼにかかって、取調官との関係が王様と奴隷のような心理状態になってしまうのです。
絶対的権力を握られてしまい、取調官のまったくの言いなりになる被疑者がかなり多くいます。
そして、そういう警察での供述をもとに今度は検察が調書を録っていきます。
公判廷で、いくら被告人が「あれはウソだった。勘違いだ。誘導されたんだ」と言ったところで、
検面調書には証拠能力がありますから、それが優先されていきます。