10/02/27 12:16:52 1JvQpQgf
>>470
渡辺前侍従長の意図がはっきりわからない。例えば、これが陛下の代弁であるとすると、
悠仁親王後の後継者のリスクにまで思いを至らせての発言なのか、言葉通り単に親王を支える
皇族が減ることへの懸念なのか、それも不明。どちらにしろ、結果は、将来的に女系天皇を
容認してしまう発言であるのは確かであり、陛下の真意をはかりかねる。
また、秋篠宮殿下の「皇族は少なくてよい」発言も陛下の代弁だとする意見も多く、
渡邊前侍従長の言葉と秋篠宮殿下の言葉が一致しないところに疑問が出てくる。
殿下の言葉が陛下の代弁で無いとすると、陛下と秋篠宮殿下の間にも考えに隔たりがある
ということになる。
一方、今回の会見でも、東宮は親王の存在を「秋篠宮家の子供たち」と捉えるのみで
後継者として認める言葉は無かった。愛子天皇即位への意欲は健在かと思える。
和舟、歌会始の歌も含めて考えると、陛下の心境は情緒的としか思えない。
悠仁親王は後継者となって欲しいが、支える宮家がなくなるので宮家が必要であり
これは身内の信頼できる内親王方に頼みたい、将来のことは将来考えてもらうしかない、
また、憲法遵守が信条の陛下は、典範通り東宮を次期と認めざるを得ない、
しかし頼りになる秋篠宮には意見してもらい皇室の伝統は踏襲してもらいたい、
というような、強い希望・強い意志・決断とは程遠い揺れ動く心境しか浮かばない。
秋篠宮家にしても内親王降嫁を以前から希望しており、これだけは避けたいと
意見を申し上げた可能性もある。この矛盾をどう解くか、国民も皇室の迷いに
振り回されているに過ぎないのではないか、とも思える。
両陛下のビジョンは明快であると信じる人たちは、これらをどう捉えてるのだろうか。