10/03/18 15:58:19 pR2qONNU
>>405より
1について補足。反シオニストの超正統派の議論については、 ボヤーリン兄弟の『ディアスポラの力』(平凡社) を翻訳紹介した
こともあるため、それに類似した思想を安易に持ち上げる契機を自分がつくってしまった責任もあるかもしれない。
ただし僕は、それ以外にも歴史学的な観点から イラン・パペ を、政治経済学的な観点から サラ・ロイ を紹介してきた。何とかの
一つ覚えみたいに「超正統派、超正統派」と興奮して礼讃したことはない。
2について補足。「自分はイスラエル国家を認めない」とラディカルさ自慢をする人は少なくない。そういう人たちは、その声の大きさで
ラディカルさ競争をしていればいい。
しかも、イスラエル/パレスチナから遠く離れた日本で、外から認める・認めないといった短絡した物差しで批判することなど、誰にでも
できる簡単な話で、「短絡するな」と本人が何度も注意喚起をしているにもかかわらず、そんな感想しか出てこないというのは、いかにも幼稚な自己満足だ。
(続く)