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【東京】
侵攻受ける パレスチナ自治区ガザ 生き抜く姿写す
2009年2月12日
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
学校で勉強する少女
写真
昨年末からイスラエル軍の激しい侵攻を受けたパレスチナ自治区ガザ。日本のメディアでも
惨状が伝えられたが、そこからは伝わらない人々の姿を知ってもらいたいと、
フリージャーナリストの大月啓介さん(35)=中野区=が、世田谷区経堂の飲食店
「パクチーハウス東京」で写真展を開いている。十五日まで。 (小林由比)
四人の子どもをスクーターの後ろに乗せて走るお父さん、笑顔で並んだおじいちゃんと
孫の男の子、お菓子の袋を手にニッコリする少女。五年前から断続的にパレスチナで
取材を続ける大月さんが、主に仕事の合間に撮ったスナップだ。写真の中にある
笑顔や暮らしぶりはどこの町にもありそうで、長く軍によって命が脅かされる
状況にある地域とは思えない。
大月さんは、テレビ番組制作会社を経て、フリーに。パレスチナでは、難民キャンプの
友人の家で、寝食を共にしながら、子どもや武器を持たない人たちが、軍事によって
犠牲となる惨状の取材を重ねてきた。
昨年末から攻撃が激化したガザをめぐる報道は日本でも急増。だが大月さんは、
「どんな攻撃があったとか、何人死んだという情報だけでは、それが自分たちと
同じような人なんだという当たり前のことが感じられない」と痛感した。
(続く)