09/02/13 17:01:52 eXGYPLCi
>>144より
多くのオブザーバが、この戦争でイスラエルは戦争犯罪を犯したと批判している。
この点を軽視するわけではないが、私は次の点を理解することが重要だと思っている。
すなわち、1300人のパレスチナ人犠牲者----そこには400人の子どもと非常に
多くの女性が含まれる----に対してイスラエル側の犠牲者は13人という事態は、
米国やカナダ、オーストラリア、セルビアそしてとりわけ南アフリカのアパルトヘイト政権の
ような西洋植民地主義勢力および西洋「エスノ破壊植民地体制」が、現地住民に
対して、抵抗をやめない限り耐えがたい死と喪失を苦しまなくてはならないことを
わからせるために、歴史的に行ってきたたぐいの「警察行動」の一つとして典型的な
ものである、ということ。イスラエルは、1947年と1948年だけでなく、1982年と
2006年にレバノンで同様の戦術を用いてきた。
通常兵力よりも非対称戦争での非通常兵力に甘い戦争法のもとでは、恐ろしいまでの
民間人の死はしばしば完全に擁護可能となる。ソンミ村虐殺やアブグレイブ、
ロシアによるアフガニスタン虐殺やチェチェンでの虐殺よりも、民間人の犠牲者という点では、
空襲や空爆、残忍な戸別掃討作戦---- 抵抗者に発砲させてそれを口実に家と
中の住人を破壊し尽す----のほうが重大である。
この図式は正しいだろうか? 正しいとすると、何をすべきだろう? 正しくないなら、
何をすべきだろう? 自分の考えがまだはっきりしていないなら、自分で見つけ出そうと
することが決定的に重要である。私が描き出したほど状況が悪いならば、ちょっとした
手段を取ることを考えてもよいかもしれない。おそらく、ガザへの人道援助に募金する
とか、ホワイトハウスにメールを送るとか、ハーバードのイスラエル投資をやめるよう呼びかけるとか・・・・・・
ダンカン・ケネディ(64歳)はハーバード・ロー・スクールの一般法カーター教授。