09/02/13 16:19:19 eXGYPLCi
>>137より
イスラエルがガザ地区への攻撃を開始した4日後の12月31日、米国防総省は
米国産軍需品のコンテナ計325個をのせたその他2つの輸送申請を許可した。
これら2つの運搬品は、ギリシャのアスタコスからイスラエルのアシドッドに送られる
予定だった。しかし、米軍海上輸送司令部がアムネスティに提供した情報によると、
ある特定の申請は取り消しとなったという。申請書類は、これらの貨物に白リン弾が
含まれていることを示していた。白リン弾はひどい火傷を引き起こす危険があり、
現在のガザ地区のような人口密集地で空中爆発させると無差別兵器となることで
知られている。米国防総省は、現在、イスラエルにおける米の備蓄庫に軍需品を
送るための他の手段を検討中である。米・イスラエル協定は、「緊急時」にイスラエル内に
ある米国の備蓄軍需品をイスラエル国防軍に移転することを認めている。
「米国政府はこれらの、あるいはその他のいかなる武器のイスラエルへの移送も
許可すべきではない。またギリシャその他の政府は、自国の港やその他の施設が
イスラエルまたはその他の紛争当事者への武器移送に利用されることを許してはならない」
「国連安保理がほぼ全会一致で決議したが守られていない停戦要求から6日間の
間に、ガザ地区の住民の状況はますます悲惨になってきている」と、マルコルム・スマートは
述べた。「イスラエル軍は依然として不相応に過剰で違法な攻撃を続けており、
人口密集地で使えば民間人に対し容認できない危険をもたらす白リン弾のような
武器を使用していることで非難されている。一方、ハマスやその他のパレスチナ武装勢力は、
相変わらずイスラエルの市街地に向けて無差別にロケット弾を発射し続けている」
「イスラエル軍は、国内で作られた武器のほかに、外国製の兵器やその他の軍装備品を
用いて違法な攻撃を続行している。それらは主に米国から供給されているが、その他の
国々からも来ている。一方、エジプトからガザ地区に密輸されたロケットやロケット製作用の
部品は、イスラエル南部の住民に向けて使われている」
(続く)