09/02/13 15:14:54 eXGYPLCi
>>128より
和平問題のカギを握るのは、オバマ米政権の中東政策だ。
オバマ大統領は、中東問題を担当する特使を指名した。また、大統領として
メディアとの最初の会見は、アラブ首長国連邦の衛星テレビ局との間で行われた。
会見の中で大統領は、「領土と和平の交換」を内容とするアラブ側の和平案を
高く評価した。和平実現へ向けた大統領の強い意欲を示すものと受け取られている。
イスラエルは、強固な対米関係維持のため、オバマ政権の和平への取り組みを
じっくり見守る必要に迫られるだろう。その際、和平問題に背を向けたままでいられるのかどうか。
和平を阻む懸念材料はパレスチナ側にも見受けられる。ガザでの軍事衝突の結果、
イスラム原理主義勢力ハマスが、住民の支持を伸ばしているばかりではない。
和平交渉それ自体に対する懐疑的な声も強まっている。
こうした状況の下で、それぞれ指導者がどのような判断を下すのかが、今後、厳しく問われる。
(2009年2月13日01時45分 読売新聞)