09/02/12 10:39:04 BZlXxEnO
藤原は歴史のお勉強をしないといけないな
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以上の事情から、『観光と児童買春に関する協議会』の決議を受ける形で、タイのバンコクに設立されたのが、
End Child Prostitution in Asian Tourism、略してECPAT(エクパット)と呼ばれる団体でした。
日本語に訳すと、「アジアにおける子ども買春観光産業を終わらせる」になります。エクパットの活動は、前述のユニセフによる後押しもあって、
短期間で世界各国に関連団体が設立され、オーストラリア、スウェーデン等では子どもに対する性的虐待を禁止する法律が整備されました。
また、エクパット結成のきっかけになった、アジア各国――フィリピン、スリランカ、タイ――等には、子ども買春を禁止する法律が成立しました。
日本でも一九九二年三月に『ECPAT/ストップ子ども買春の会』(俗称エクパット東京)が、
同年六月には『エクパット・ジャパン・関西』(俗称エクパット関西)が相次いで設立されています。
ここで、問題だったのがエクパット東京で、その実体は前述のキリスト矯風会だったのです。
何しろ、最初の事務局があった場所が、東京西早稲田日本キリスト教協議会(NCC)内部だったのですから、「宗教とは関係がない」といういい訳はききません。
しかも、この団体が最初に開催したのは、『子どもポルノの法規制問題、ポルノウォッチングの具体的活動に関する公開講演会、学習会』というイベントでした。
これは明らかに、国連の条約やエクパットの設立理念とはかけ離れた行為でした。
一般に流通しているエロ本やアダルトビデオには、18歳未満の女性が出演してはいけないことが、既存の児童福祉法でも定められていました。
未成年が出演しているポルノは、アンダーグラウンドの世界でこっそりと流通しているだけでしかありません。
しかも、私が知る限り、アジアへの児童観光買春ツアーをテーマにした合法的なポルノ作品はほとんど存在していません。
つまり、子ども買春観光ツアーを撲滅することと、日本国内でポルノウォッチングをすることは、本質的に無関係です。