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佐藤優のウチナー評論(起訴休職外務事務官)1月10日付琉球新報より抜粋
新年早々、不愉快な話であるが、政治漫画家の小林よしのり氏が、1月7日発売の『SAPIO』1月28日号で、
大田氏に言及した上で、筆者を侮蔑する記述をしている。正確に引用しておく。
<佐藤優は「沖縄は全体主義の島ではない」と「世界」で大田元知事と対談で主張しているが、真実は自衛隊員が知っている。
沖縄の方言もしゃべれない、サンパチロク文化も喪失している者が、何が遠隔地ナショナリズムだ。
パトリオティズムなき妄想的沖縄ナショナリズムのくせに!>
これが小林よしのり氏の印象操作、情報操作の典型的な手法だ。
(中略)
確かに筆者は沖縄方言を自由に操ることはできない。
しかし、真面目に沖縄方言(琉球語)の勉強、『おもろそうし』のテキスト研究、さらに漢文で『球陽』の読み解きをしている。
小林よしのり氏がいくつの言語を習得しているか、筆者は承知していないが、筆者は外交官としてロシア語、英語は日常的な実務で用いてきた。
チェコ語では神学書を日本語に翻訳している。
さらに、いくつかの外国語を勉強したが、そのうちドイツ語、朝鮮語、ラテン語、古典ギリシア語は今も仕事で用いている。
琉球語については、もう少しで古典ギリシア語のレベルに達すると思っている。
(中略)
最も重要なことであるが、筆者の自己意識について「妄想的沖縄ナショナリズム」などというののしる悪罵を投げつけられる筋合いはない。
もっともこのような侮辱的な言葉を投げつけられることで、筆者の沖縄人としてのアイデンティティは強化される。
※佐藤氏は母がウチナーンチュ