08/12/09 16:03:42 8oKUK+aw
アニメ「GTO」にロシアの検閲がクレーム
ロシアの青年向けアニメチャンネル2X2で放映中の日本のアニメ「GTO」が、
ロシアの検閲で問題視されている。
「GTO」は元暴走族の中学教師・鬼塚英吉と生徒の交流を描く学園ドラマ。
ロシア政府の検閲機関Rossvyazkomnadzorが調査を依頼した委員会によると、
意味のあるメッセージ性に欠け、女性の下半身のクローズアップが多用され
ており、幼児ポルノ、性的異常、暴力、残酷な行為などが含まれるとされて
いる。
委員会メンバーのVladimir Annushkinは「はっきりと描かれているわけでは
ありませんが、この作品は小児性愛のプロパガンダになっています。ユーモ
アたっぷりに扱っているので、視聴者は売春や窃盗をしても大丈夫だと思っ
てしまいます」とコメント。
Rossvyazkomnadzorは、今回の調査結果によってなんらかの処置がとられる
ことはないだろうとしている。同機関は10月に2X2に対して、「サウスパー
ク」などのアニメに暴力シーンが多すぎると指摘、放送免許をはく奪しよう
とした。しかし、結果的には局側に内容を見直すよう命じただけで、今後5
年間の放送を許可した経緯がある。
「GTO」の件に関して2X2のスポークスウーマンは、委員会の意見は知ってい
るが正式な忠告は受け取っていないとコメントしている。
製作を担当した株式会社ぴえろと、アニプレックスの親会社である日本の
ソニー・ミュージックエンタテインメントのスポークスマンは、『GTO』は
日本以外の国でも放映されてきたが今まで何の問題もなく、当時のさまざま
な社会問題を解決しうる方法を描いただけで、モラル感を害するような
意図はまったくなかったとコメントしている。
URLリンク(www.varietyjapan.com)