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フィレンツェ大聖堂壁面に「岐女短」の落書き
岐阜市立女子短期大学(同市一日市場北町、松田之利学長)は24日、今年2月に
当時生活デザイン学科1年だった学生6人が海外研修で伊・フィレンツェを訪れた際、
世界遺産「フィレンツェ歴史地区」にあるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂の
見晴らし台の壁面に落書きをしていた、と発表した。同短大は学生6人と引率教員2人
を厳重注意とし、野田隆弘学科長と学生6人は同大聖堂へ謝罪文を送った。
落書きには、大理石の壁面に油性ペンで「2008年2月18日 岐女短」などと日
付や学校名、学生の名前が書かれていた。学生6人は「記念に書いた」という。
同大聖堂を訪れた日本人旅行者から3月12日に落書きの写真を添付したメールが同
短大に届き発覚。同短大が同大聖堂に連絡し「謝罪してもらえれば責任は問わない。修
復の費用負担は不要」との返答を受けたため、3月28日に学生らが謝罪文を郵送した。
同短大は「二度とこのようなことが起きないよう周知徹底する」としている。
同短大は2007(平成19)年に服飾専門学校ポリモーダ(フィレンツェ)と学術交
流協定を締結。今回の研修では生活デザイン学科1―2年生計36人がポリモーダなどを
訪れていた。
(岐阜新聞 2008年06月25日09:42)
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