09/01/05 17:57:35
これはまた賛否両論あろうが、民放の総NHK化が招いた弊害だと私は思う。
90年代を考えて欲しい。
90年代の名番組を思い浮かべてみたとき無難な番組を挙げる人が多いと思うが、人気ともども含めて伝説的な番組を挙げるとするならば「すすめ電波少年」とか「ギルガメッシュナイト」などがあった。
この他にも類似の番組はあったが、この2番組いずれも民放の番組である。
決してNHKからこのような番組は出なかっただろう。
それは何故か?
倫理上の制約が大きいからだ。
だが、今はどうか。
民放も規制が厳しくなり、「倫理上の制約が緩く、様々な番組を作れる」というアドバンテージを失ってしまった。
その結果、民放にもNHKにも差がほとんどなくなってしまった。
私は幼少のころNHKの「ためしてガッテン」のようなバラエティーをなんだかつまらないと思っていたが、今や民放のバラエティーもほとんど変わらなくなってしまっている。
民放が偽NHK化したんだったら、本物のNHKを見たほうがいいということになる。
それが今の日本のテレビ界の状況だ。