09/11/06 21:06:00
本田 透
2004年に「キモメン王国」の建国を宣言。自らが「キモメン」(気持ち悪い面、いわゆる不細工)であり、
もてない男(喪男)であることを正面から打ち出し、二次元萌えのすばらしさを主張した。
本田は自身をキモメンであると強調しているが、現実の本田がそうであるかについては意見が分かれる。
対談の中で本田は、「僕は肝心の魂が喪男ですから」と語ったこともあるが、自著の中で、異性との交際経験があることや、
ソープランドなどの性風俗店を利用していると発言しており、本田自身は喪男の定義から外れている。
2005年には、前述のキモメン王国建国宣言および『妹・コレクション』(共著書)などでの主張を発展させた『電波男』を三才ブックスから上梓。
この本で二次元萌えの、現実の恋愛に対する優位を主張し、マスメディアの恋愛観を「恋愛資本主義」と呼んで批判した。
同年のライブドアによるニッポン放送株の取得騒動の時には「僕はほりえもんに期待してるんです。フジサンケイグループを支配してしまったら、
キモオタが恋愛資本主義も支配ですよ!」と発言した[2]。さらに、この年のメイド喫茶などの流行について、
「オタクの妄想が現実化したもの」であり「妄想(二次元)は、何の価値もなく現実(三次元)だけが絶対の価値を持つ」という考えに対する反証として高く評価し、
「いずれは三次元の男女が恋愛関係ではなく、メイドさんと御主人さまという関係を構築する。そんなすばらしい世の中が到来するのではないでしょうか」と述べている[3]。
三次元の女性に興味を持たず、軋轢を避けることを「護身」と称し、現在は『ONE ?輝く季節へ?』の川名みさきを「脳内妻」にして、
脳内妻や脳内妹などの「脳内家族」と満ち足りた生活を送っていると主張している。最終的な夢は、執筆したライトノベルの、マンガ化、アニメ化、を達成しドロンパビル[4]を建てることだと、インタビューの中で語っている。