09/12/30 21:17:06 fsPcGvQe
>>628
テストベンチって聞いたことある?
何かを評価するとき、その評価する対象以外が邪魔するのは困るでしょ。
つまり、電池の善し悪しを論ずるのなら、他の要素は排除したいよね。
モーターがよく回る電池が良い電池だと仮定する。
じゃあ、どんなモーターをもってきてテストしても、
どんな、タイヤや、シャーシをもってきても影響を受けない電池じゃなきゃね。
電池を評価するには、内部抵抗が限りなくゼロに近いモーターや
タミヤルールのように内部抵抗が大きなモーターでも
安定してモーターが欲しがる電流を、電圧を下げずに供給するような
電池じゃなきゃ、ってことになるでしょ。
これは、実は、論理矛盾なんだね。
8ターンのダブル、狼モーターは、なにより電流に重きを置いている。
ターン数を減じて高めた無負荷回転数を生かすトルクは
線径の太さにによる電流量で賄うつもりだったんだね。
内部抵抗の少ない狼電池こそ命だったんだよ。
一方、トルクチューンは比較的内部抵抗が大きいので
電流は流せない。内部抵抗が大きくても電圧が高い電池を望むんだね。
それこそが、タミヤのアルカリ電池だったんだよね。
具体的に言えば、スピードチェッカーで良い数字を出したいのなら
トルクなんて要らないでしょ。トルクチューンよりレブチューンの方が便利なくらいだ。
でも、実際のコースでレブがトルクに勝てるなんてよっぽどの腕前でしょう。
科学反応を元にする科学電池では到底達成できない目標なんだな。
だからこそ、ミニ四駆は面白い。どんなモーターにどんな電源を供給する電池を
どんなコースが必要とするのか。知的な遊びだと思うよ。
肌合いで知ってるミニ四駆レーサーこそよい電池もモーターも知っているんだよ。
そういうレーサーであってください。