10/03/30 10:43:40 b4W25d+p
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Q. プリキュアは何と戦っているのか?
A. マンネリズム
せらむん化したり、しゅごキャラ化したり、今度はどれみか……と思いきや、どうやら趣がちがう。思いっきり下品で笑った。ほらあれだ、
ココロの種というやつ。プリキュアの精霊の子が感極まると、踊りつつ尻をこっちに向けて、「ココロの種が産まれるですぅ~プリプリッ~」と
叫びながら粘液状の黄色ブツを噴出するのだ! で、その粘液は赤や青に変色して、「ココロの種」という固形物になる。
「これって、ウンチじゃんwww」とテレビ指差して爆笑してると、娘が逆上する、「ウンチじゃないもん!」。そして、「ぜったいにゆるさない!」と
キックやパンチをしてくる。痛い。プリキュアのせいで女児が暴力化していることは事実のようだ。せつないナリ。小町娘のかれんさを求める
父の祈りは、のぞみ薄のようだ。だが娘よ、それをいうなら、「かんにんぶくろの緒が切れましたわ!」だろう。おかげで「プリプリ~ッ」のシーン
は忌みきらうようになった。
ところが、そんな精霊の脱糞を15の処女に集めさせる設定で、フと気づいた。これは隠喩なんだと。シプレとコフレは雌蕊と雄蕊とのメタファー
なのだ。つまり、大地に咲こうがなぎさに咲こうが、いちりんのつぼみが開いて実となるためには、シプレとコフレが"必要"なのだ。オシベと
メシベと受精の話を、シプレとコフレとココロの種に置き換えて説明する。息子はほのかに知っていたようで、満足そうに聞いている。娘は何の
ことか分からん顔をしているが、まーいいや。
風薫る季節、ひかり差し込むリビングで、あらぶる娘をいなすのが、うららかな日曜日の常景となっている。後日、嫁さんに訊いたところ、
シプレもコフレも香水関連の用語だそうな。シプレとは、ベルガモットやオークモスを基調とした香りの系統で、コフレとは、フランス語で小箱の
ことなんだと。ホワイトデーも近いことだし、会社がえりかってくるか。