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【規制論】石原都政、ピンボケ条例改正 青少年健全育成条例改正で表現の自由の侵害が全国に及ぶ(ゲンダイネット) - 暇つぶし2ch1: ◆UC2AnoIOHw @ヂートゥφ ★
10/03/15 05:34:47

●しずかちゃんのシャワーシーンが消える!?

 石原都政はトチ狂っているとしか思えない。トンデモない条例改正が行われようとしている。

 2月24日に石原慎太郎都知事の名前で都議会に提出された
「東京都青少年の健全な育成に関する条例」(青少年健全育成条例)の改正案だ。

 この改正案では、アニメやマンガに登場する18歳未満のキャラクターを「非実在青少年」と名づけ、
性的な対象として扱うことを制限する。つまり、フィクションの世界であっても、
未成年を性の対象にしてはいけないというのだ。

 「ドラえもん」でしずかちゃんがシャワーを浴びるシーンも、「クレヨンしんちゃん」の尻出しも
“児童ポルノ”とみなされる可能性があるのだ。

 冗談みたいな話だが、このまま行けば、今月中にも議会で可決されかねないから、事態は深刻である。

「今月18日に総務委員会で審議、19日に同委員会で採決されます。30日には本会議で採決。
可決されれば、10日1日から施行になります」(都青少年治安対策本部)

 仮にキャラクター設定が成年でも、制服などの服装や持ち物が未成年を想起させたらアウト。
「非実在青少年」による性行為などを描いたとして、不健全図書に指定される可能性がある。

 「改正案の条文は問題だらけです。規制対象となる表現物の範囲が極めて不明確で、
青少年や性をテーマにした作品はすべて該当しかねない。つまり、都が恣意(しい)的に判断できるのです。
ひいては成人の知る権利や表現の自由まで阻害することになり、思想統制に近い。
青少年健全育成条例の趣旨を逸脱しています。表現にタブーがなかったからこそ、
世界に類を見ないくらい日本のコンテンツ産業は発達してきたのに、自由な発想と表現の場をも奪うことになる。
これは都民だけの問題ではありません。出版社やIT企業が集中する東京都で規制をかければ、
その影響は全国に及びます」(表現の規制問題に詳しい山口貴士弁護士)

 青少年の保護・育成というならば、成人向けマンガやゲームの販売における
年齢確認の徹底を強化すればいいだけの話だ。
表現する側を取り締まるのは筋違い。とても正気の沙汰ではない。

(日刊ゲンダイ2010年3月11日掲載)[ 2010年3月14日10時00分 ] 
URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)

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