10/03/18 06:35:52
―それでは最後に、『とある科学の超電磁砲』を通して、何か伝えたかったことはありますか?
伊藤「4人を中心とした仲間や絆は本当に素敵なテーマだと思っています。
加えて能力にレベルがつけられてしまう学園都市の中で、能力がなくとも自分の力で頑張れることを、
佐天さんは教えてくれました。そんな佐天さんが身を持って示してくれたことを、
私自身が演技を通して、皆さんに届けることができたとしたらすごく嬉しいです」
豊崎「最終話のタイトルも『Dear My Friends』。仲間や絆がテーマになっているのですが、
いろいろなものが込められている作品なので、観てくださる方が自分なりに
捉えていただけることがあればいいなと思います。私としては、『一生懸命でいること』というのを
ものすごく学ばせていただきました。学園都市の中では能力や適性が違っていても、
誰もが一生懸命に頑張っていることだけは共通しています。あたりまえのことかもしれませんが、
改めてこの言葉の素晴らしい意味を教えられたような気がしますね」
新井「中学生というすごく難しい年齢ですよね。みんなとグループになって、
そこからはみ出さないように他人に合わせる、という気持ちって誰にでもあったと思うんですよ。
でも、この作品に出てくる彼女たちは、すごく自分の想いや考え方、自分の信じたものを貫き、
大切にするという部分があって、すごいなって思います。私もそういう風に生きていきたいってすごく憧れます。
もっと自分のことを信じて生きていっていいんじゃないかなって、そんな想いです」
佐藤「いっぱいあって語りつくせないのですが、登場するキャラクターたち1人1人が本当に丁寧に描かれていて、
置いていかれたキャラクターが1人もいないのが気持ちが良かったですね。
チンピラ……というかスキルアウトのみなさん(笑)ですら、そうでしたよね。
それぞれに立場や役割があって、きっと誰かしらに共感をもってもらえると思います。
スタッフさんやキャストみんながこの作品へ深い愛情を持っていて、
毎回、アフレコも激論を交わしながら行いました。その頑張りがフィルムにも出ていると思います。
最終回の放送はこれからですし、スタッフさんはまだ作業も残ってもいますが、
まずは今日、全話のアフレコを無事に終えることができたことを感謝したいと思います。
スタッフ、キャストが一丸となって製作した『とある科学の超電磁砲』の最終回をどうぞ楽しみにしていてください」
―ありがとうございました
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(C)鎌池和馬/冬川基/アスキー・メディアワークス/PROJECT-RAILGUN