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岩手県は、県の魅力をＰＲする独自の漫画雑誌づくりに乗り出す。
「ドラゴン桜」の三田紀房さんをはじめ、県にゆかりのあるプロの漫画家が
５３人もいることに目をつけた。
７作品前後を１５０～１７０ページに収め、来年１月にも発行する。
来年度予算案に作成費約９５０万円を盛り込んだ。
県によると、三田さんは北上市の出身で、「ゴルゴ１３」のさいとう・たかをさんや
「ときめきトゥナイト」の池野恋さんは花巻市に自宅を構えている。
県は今後、三田さんらに協力を求めて岩手を題材にした作品を書き下ろしてもらう。
若手・中堅の漫画家には「岩手の体験ルポ」の執筆を頼む。
このほか、一般向けに「いわてマンガ賞」を創設し、最優秀作品を載せたり、
ゆかりの文化人によるエッセーを織り込んだりすることも検討している。
県総合政策部は「漫画を読んだ人が岩手に遊びに行ってみたい、
岩手で暮らしたいと思ってもらえるようにしたい。市販も検討する」と意気込んでいる。
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