10/03/18 20:51:39 +Ya+xLol
都が『非存在青少年』規定を明確化「見掛けは幼くても18歳以上の設定ならOK」
都の見解では、「非実在青少年」の定義があいまいで恣意的な運用につながる
のではないかとの指摘に対して、「作品の設定として、年齢や学年、制服(服装)、
ランドセル(所持品)、通学先の描写(背景)などについて、その明示的かつ客観的な
(1)表示又は(2)音声による描写(台詞、ナレーション)という裏づけにより、明らかに
18歳未満と認められるものに限定するための規定であり、表現の自由に配慮して、
最大限に限定的に定めたもの」と説明。「単に『幼く見える』『声が幼い』といった
主観的な理由で対象とすることはできず、恣意的な運用は不可能」であるとし、
視覚的には幼児に見える描写であっても「18歳以上である」などの設定となって
いるものは該当しないとしている。
また、「性交又は性交類似行為」の規定があいまいで、18歳未満のキャラクターの
裸が出てくるだけで規制対象になるのではないかとの指摘に対しては、法令用語として
どのような行為か限定されており、「性交を示唆するに止まる表現や、単なる子どもの
裸や入浴・シャワーシーンが該当する余地はない」と回答している。
このほか、改正案では、都の責務として、「都は、青少年性的視覚描写物を
まん延させることにより青少年をみだりに性的対象として扱う風潮を助長すべき
ではないことについて事業者及び都民の理解を深めるための気運の醸成に努める
とともに、事業者及び都民と連携し、青少年性的視覚描写物を青少年が容易に
閲覧又は観覧することがないように、そのまん延を抑止するための環境の整備に
努める責務を有する」と規定した。
この「まん延を抑止する」という点について、成人の購入・閲覧までも規制する
ものではないかとの指摘については、あくまでも「青少年が閲覧又は観覧することを
抑止する、という意味である。成人への規制を意味するものではない」としている。
URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)